注意すべきSNS開発エンジニアの案件の選び方

SNS開発は単発で受けられる請負案件が多く、納品すればかなり大きな収入になるのが魅力だ。SNS開発に興味を持ってきたエンジニアがメイン業務としてフリーランスをしていく場合にも請負案件ばかりを選んでしまいがちだが、特に初期には注意しておかなければならないことがある。

請負案件は納期までに開発したアプリなどを納品できなければ収入が入らないことだ。納期はクライアントと交渉して決めることになる。その際に設定した納期が短すぎて開発が間に合わず、納期を延ばしてもらう交渉をした結果として収入が減ったり、そもそも契約通りに納品できなかったと指摘されて契約破棄になってしまったりすることもあるのだ。

このようなトラブルでフリーランスを続けられなくなってしまわないようにするには、まず委託案件で経験を積むのが重要だ。業務に関するノウハウが十分にあって、SNS開発をすぐにでもできるという人でも一度は委託案件を受けておいた方が良い。そこで一人で開発をしたらどのくらいの開発期間がかかるのかを考えてみるのが重要だ。

そして、開発期間についての感覚をつかんでから請負案件を増やしていくという方針にしておくのが合理的だ。このようにすればクライアントからかなり短い納期での開発を要求されたときには交渉しようと考えられるようになる。
納期を短くしてもらうことも、一般的な開発期間に比べてかなり短いのを理由に賃金の引き上げを狙うこともできるのである。